人気の観光名所
見どころ
全長6kmの要塞壁、100基もの大砲、ドキドキするようなトンネルの数々、美しい公園エリア-スオメンリンナにはたくさんの興味深い見どころがあります。このページでは、要塞を縦断するブルールート付近に点在する、スオメンリンナで最も重要な名所をまとめてご紹介します。ブルールートは、島内では道標で表示されているほか、地図中では青い線で表示されています。
スオメンリンナ教会
スオメンリンナ教会は1854年にロシア正教の駐屯地教会として建設され、フィンランド独立初期の1920年代に福音ルター派教会となりました。教会の塔には航空・海上交通用の灯台があり、現在も稼働しています。
グレート・コートヤード
コートヤードは要塞を築いたアウグスティン・エーレンスヴァルドが設計したもので、1760年代から要塞全体の中央広場、そして行政の中心として機能してきました。1855年、広場はクリミア戦争の爆撃によって大きな被害を受けました。コートヤードの中央には、アウグスティン・エーレンスヴァルドの墓があります。
乾ドック
スオメンリンナの乾ドック(船渠)は、現在でも稼働している世界最古の乾ドックの一つです。1760年代には、F. H. af チャップマンの指揮のもと、ここでスウェーデンの群島船団の船が建造されました。現在、このドックは古い木造船舶の修繕に使用されています。
クスターンミエッカ
クスターンミエッカでは、往時のままの要塞や海上防衛線を見ることができます。島の砂質堤防や大砲は19世紀末にロシアによって築かれました。クスターンミエッカの土手は摩耗しやすいため、表示のあるルートだけをご通行ください。
キングスゲート
堂々としたキングスゲートはスオメンリンナのシンボルです。キングスゲートは、要塞の迎賓門として1753年から1754年にかけて建設されました。門は、要塞を建設させたスウェーン王アドルフ・フレドリクが1752年に建設作業の視察に訪れた際、乗船していた船が錨を下ろした場所に建設されました。